沖縄長期自然体験村で私たちが目指すこと
☆YHの自然体験の教育的意義
1. |
大人が引いたレールを子どもたちが歩くのではなく、自分たちで「考える」、「やってみる」、「ふりかえる」ことに主眼を置き、子どもたちの課題解決能力を養うとともに、人と協力することの大切さを学ぶ。
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2. |
ユースホステルを主な宿舎として利用することにより、自分たち以外にユースホステルを利用する青少年やユースホステルのスタッフとの交流を通して、社会のルールやマナーなどを学び、社会性を養う。
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3. |
2週間の生活やプログラムの体験から、ゴミ問題、省エネ、自然保護などの身近なことから、環境問題に関心を持つようにする。 |
<沖縄長期自然体験村の目的>
環境教育と冒険教育を融合したプログラムを沖縄の自然を有効に利用して実施する中で、普段子供たちが感じることのない自然への感情、仲間への感情、自分自身への感情を考えるきっかけづくりを行う。そこで子供たちが考えるそれぞれの感情の到達目的は以下のとおりである。
●自然への感情
沖縄・那覇市の都市部の環境と今も残る亜熱帯の森「やんばる」の自然を直接体験することで、子供たちが日常住んでいる環境との比較が行えるようになり、環境への態度の変容が現れ、沖縄の自然のすばらしさを感じることができるようになる。
●仲間への感情
環境教育プログラム・冒険教育プログラムで構成された2週間のプログラムを体験することにより、一人ではできないこと、仲間がいたからこそ達成できたことを体で感じることができるようになり、仲間がいることの大切さ、人と人との関わりの楽しさを感じることができるようになる。
●自分自身への感情
楽しいことに素直に感動できる自分を感じることと同時に、つらいことに耐え、それを成し遂げた後の達成感を味わうことで、自分自身の自信につなげ、自らの可能性を感じることができるようになる。
沖縄長期自然体験村のスタッフ |
キャンプディレクター |
: |
福島 誠司(オーナー) |
プログラムディレクター |
: |
黒澤 毅(クロ) |
マネージメント |
: |
伊是名 友也(いぜなっち) |
カウンセラー |
: |
近藤 進(ソルト)
黒澤 理恵子(うらん)
阿部 輔(ちっぴー)
中川 もも(もも) |
班構成
班構成にあたっては、男女比、年齢比が各班同じになるように配慮した。
1班 カウンセラー うらん |
3班 カウンセラー もも |
中川 聖也 (男) |
4年 |
岩本 芳隆 (男) |
4年 |
吉谷 行 (男) |
4年 |
増田 樹 (男) |
5年 |
納庄 一樹 (男) |
6年 |
清 悠介 (男) |
6年 |
平岡 愛梨沙(女) |
6年 |
太田 瑛子 (女) |
4年 |
有光 秋 (女) |
中1 |
納庄 千尋 (女) |
5年 |
安東 由恵 (女) |
中2 |
北野 瑠美子(女) |
中3 |
2班 カウンセラー ちっぴー |
4班 カウンセラー ソルト |
大杉 辰巳 (男) |
4年 |
神谷 陸 (男) |
4年 |
北村 大輔 (男) |
5年 |
和田 翠星 (男) |
4年 |
土橋 和成 (男) |
中1 |
増田 遙 (男) |
6年 |
堀口 花実 (女) |
4年 |
知野 翔一 (男) |
中1 |
橋本 あん (女) |
4年 |
橋本 りん (女) |
中1 |
高田 早基子(女) |
中2 |
加野 絵理 (女) |
中2 |
プログラムの概要
プログラムについては、環境学習的要素と冒険教育的要素の2側面から活動内容を構成した。環境学習的要素については、都市部の環境とやんばるの環境を比較すること、参加者が住んでいる場所と沖縄を比較することを目的に置いた。また、その環境学習を進めてゆく手段として、冒険教育的要素である活動を取り入れた。
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